ミエトノの工房

木材加工やレザークラフといったDIYを中心に、まったり創作活動を行っています。

物置棚 仮組み 天板の貼り付け 筋交い 

確認のために仮組みして、天板を貼って行きます。

前日の組み継の部分はビスで固定します。

 

幕板と脚の部分は、L字のアングルで固定します。

 

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小さなステーで裏側から固定しました。

天板でほぼほぼ幕板と固定できるため、これで十分と思います。

 

ビスだけは少し長めのビスを使いました。

 

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本体は主要な箇所だけビスで借り止め。裏の筋交いを作ります。

筋交いを、おおよそはめ込みたい場所に板を這わせて、墨付けします。

 

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コツはカットする木口が90度になるように。

 

ラストに天板を置いて、どの順番で置くか、レイアウトを決めます。

 

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ところが、節が多く1枚板では取れないので、節をカットして綺麗な面を選びます。

 

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板を並べてみると少し段差がありますね。

ビスケットジョイントで圧接します。

 

トリマーのビットは規格外なので、無理やり固定しています。

深さは木材の中央になるように、あまり幅が広くならないように。

 

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クランプで固定して、裏側からビスで止めます。

 

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と作業の半分で、ビスがなくなったので、本日終了。

プリンカステラ

まず注意点

;すべての材料が常温

;牛乳は沸騰させる

;プリン液が温かいうちにオーブンへ

;湯煎の湯は、沸騰したお湯を使う

 

使用するグラスは、基本ガラスの200MLです。

 

オーブンの予熱は170度。焼く温度は160度で40分です。

湯煎焼きのために、大きい深皿の耐熱容器が必要ですが、無いので少し工夫しました。

 

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百円ショップで見つけた、パウンドケーキの深皿を使いました。

 

◎まずカラメルから。

砂糖  50g

水   20g

 を鍋に入れて沸騰させます。色が濃い茶色になるまであまり鍋を動かさないこと。色が濃いほど苦味が出るのでそこはお好みで。

沸騰したら水

20g加えます。液が爆発したみたいに弾けるので要注意です。

 

これを各容器に入れて、冷蔵庫で冷やします。

 

◎プリン液

クリームチーズ  160g

砂糖       70g

 ヘラで練り合わせます。

 

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牛乳       250g 

 沸騰させて、2回に分けて混ぜます。

 

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卵黄      1個

全卵      3個

 混ぜ合わせます

 

バニラエッセンス数滴入れて混ぜ合わせ、滑らかにするために漉してください。

750mlのプリン液が出来ます。

 

◎カステラ生地

卵白     2個

砂糖     45g

 卵白をハンドミキサーで泡立つまで混ぜ、3回くらいに分けて高速で角が立つまでミキシングします。

 

卵黄    1個 

 低速でミキシングします。

 

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小麦粉   45g

 ふるいに掛けてから、二回くらいに分けて、ヘラで切るように混ぜ合わせます。

 

牛乳    15g

バター   15g

 溶かしたバターと牛乳を混ぜたものを入れ、混ぜ合わせます。

 

◎盛り付け

 冷やし固まったカラメルの上にプリン液を入れます。7~8割り目途で。

 その上にカステラ生地を乗せます。

 

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 カステラ生地は、容器のすりきりになるように、ヘラなどを使って綺麗に表面を整えます。淵に着いた生地は綺麗に拭き取りを。

 

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深皿の耐熱容器に、生地の入ったガラス容器を並べてお湯を張ります。

プリン液の7割が目途です。

 

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焼成後、すぐにお湯に張ってある容器から取り出して、容器に少しショックを与えます。カステラ生地が萎むのを防止するとのことです。

 

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荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やしましょう。

 

クリームチーズを使ったため、少しチーズケーキみたいです。

普通のプリン液でも問題なく、砂糖の変わりに蜂蜜を入れたり色々レパートリーが出来そうです。

 

物置台の作成 トリマーとテーブルソーで組み継加工

前日の木材カットから、今回は組み次のための加工です。

 

 

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まずは上写真、この木材は脚の部分ですが、下から正確に測って墨付けをします。

 

マジックで丸く印をした部分は、テーブルソーで15mmの深さで溝を掘ります。幅は35mm。

 

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次に凸の部分を同じように加工して、少し硬めに勘合するように微調整しながら慎重に加工します。

 

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下のようにピッタリ勘合することができます。

 

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これを何度か繰り返して、仮組みして見ます。

 

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次は幕板と脚の接合部の制作です。前日作成したトリマーのジグを使って。8mmの深さまで加工します。

 

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この溝に合うように、凸部分を少し角を取ります。

 

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左側が未加工、右が角を取ったところ。ノミで削り取りました。

 

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仮組みをして確認。少し勘合が甘く、隙間が空いていたため、凹の部分をもう1mm深く削りました。

 

最後にすべての木材の長手方向の角を落として、ペーパーを掛けて表面をならし、防虫防水の塗料を塗って本日は終了。

 

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後日、仮組みをして、天板の実寸を測って切り出し、組み立てになります。

物置台の作成 下準備 トリマーのジグ製作

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物置用の台を新調したいと、嫁様の実家からご依頼があり図面を書いて、これを元に木材を購入。

下写真が完成予想で、天面には桧材を張る予定。

 

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高さは620ミリ。幅は440ミリ、 横幅は1680ミリです。

台の脚は40×40の赤松、貫と筋交いは35ミリでほぞ継にします。

 

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ほぞ継のため、木口には正確に墨付けしました。

 

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上写真のマジックで印をしてある場所を、7mm削ります。

そのためにジグを作成しました。

トリマーで加工するのですが、ジグを作れば量産が簡単にできるようになります。

 

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フェンスから直角にして、トリマーの刃から削りたい幅を計算して位置を決めてクランプで固定。ためしに削って目的の幅に合うように少しづつ微調整して追い込んで行きます。

 

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奥行きが足りなくて、若干左側の幅が太いので調整。

 

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全貌はこんな感じ。

 

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さすがに暑さが堪えるので、午前中で終了。

また後日に作業再開します。

 

雨どいの交換 コーキングまで

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半円の軒樋から交換しました。

前高角樋というのです。

 

以前の軒樋をはずして付け替えるだけなのですが、新しい軒樋はサイズが少し大きいためにブリキを少し広げてベニヤを貼り付けてある板を切断しました。

 

補強にために横から縦に2本いれています。

 

雨どいは水平ではなく、排水口側が少し低くなるように水平器で傾きを確認しながら施工します。

 

数年前の材料のため、切り口が劣化していてジョイントに隙間が出来てしまい、ホースで水を撒くとひどい水漏れが発生。

雨どい用のボンドをつけてしまったために外れません。

そこで防水用コーキングで隙間を埋めました。

 

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見てくれは悪いですが、水漏れは無くなったみたいです。

 

野外の排水口はエルボーでつなぎ合わせてあります。

 

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当初角樋は全部交換の予定でしたが、50センチほど短くて断念。反対側は角樋の内側に以前使用していた半円の雨どいを入れて、隙間はコーキングをタップリ打ちました。

 

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朝から初めて、材料の買出しなど色々手間取ってほぼ一日掛かりました。

 

 

 

雨どいの交換 雨どい受け金具の自作 ステンレスを曲げるからのロウ付け

先日嫁様の実家の寄ったときに、雨どいの交換以来を受けました。

ここ最近のゲリラ豪雨などで、雨どいが小さいため漏れてくるそうです。

 

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雨どいが小さく、交換するための雨どいも購入してあるとの事で確認したところ下写真のような前高角型と呼ばれる大型のもの。

 

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受け大きいサイズの金具が6個しかなく、現状は12個あります。重量が心配のため同じ数が欲しい所。

ところが購入したのが約10年前とのことで、ネットで探したり、購入店で直接問い合わしてメーカーさんに確認してもらいましたが、製造していないとの事。

 

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すべて購入し直すとかなりの額になるため作ってみました。

 

ホームセンターであれこれ探していたら、ステンレスの幅20×1000 厚さ2ミリのものを発見。

 

このとき問題が2つ。

 

1、ステンレスをどのように曲げるのか

2、軒先に釘を打つ部分、どのようにひねって90度曲げるのか

 

ステンレスはかなりの硬度があるため、簡単には曲がりません。

 

そこでパイプベンダーというものを自作しているものを発見して、いろいろと購入してみました。

  共羽子板を2枚に、M4ネジとボルト、ワッシャー、真鍮パイプを適当な長さにカットして、ネジ穴のあとが付かないようにボルトに被せました。

 

ところがいざ使用してみると、M4のネジを使いましたが強度が弱くネジが曲がってしまいました。

 

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次に考えたのが、曲げる部分デスクグラインダーで1mmくらい切れ込みを入れて、ペンチで力ずくで曲げてみました。

 

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曲がったことは曲がったのですが、変に力が掛かりストレートな部分も少し曲がっています。

 

次に考えたのは、アルミの板を綺麗に曲げるために黒アングルを購入していたのですが、これを使って曲げる方法。

 

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アングルを2つネジ穴を空けて、曲げたい部分を少し上に出して固定。挟み合わせます。

テーブルに台代わりのアングルを置いて、手前から奥側に曲げてやると思いも他綺麗に曲がりました。

 

 

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90捻ってある部分、軒先と受け金具は、ステンレスのアングルを発見したので、先ほど曲げた金具にロウ付けしたいと思います。

 

先にステンレスのアングルにした穴を開けておきます。

 

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この部分です。

ポンチで穴を開けるセンターにマーキング、3mmの鉄鋼ドリルビットで穴を開けます。

 

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銀ロウとフラックス、パワートーチを購入。

 

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手順としては、フラックスをロウ付けしたい場所に塗布。

バーナーで炙って、フラックスが白く固形から再度液状になったときにロウを置き、解けるまで炙り続けるというもの。

 

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どうやら、ロウはあらかじめカットしてフラックスが溶けたらペンチでそっと置くこと、バーナーで炙り続けるとロウが銀色になって溶け出すためそれまで根気強く炙り続けると上手くいく感じでした。

 

 

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なれないロウ付けで少し心配なので、ボルトで固定しました。

また錆び防止のため、溶接部分をシルバーで塗装しました。

 

次は雨どいの交換です。

台湾カステラ  レシピあるよ

台湾カステラご存知ですか?

 

カステラとケーキのハーフみたいな、ふわふわなカステラです。

 

数年前たまたま動画でレシピを見つけて作ってみてから、なかなか嫁さまにも評判が良かったです。

 

久しぶりに作ってみようと思います。

 

 まず型ですが、 15センチ × 20センチ のサイズです。

厚紙でも全然大丈夫です。実際私は百円ショップで厚紙を買ってきて、ハサミとホッチキスで作成します。

 

下写真みたいなざっくりしたもので大丈夫。ただし高さは5センチ以上になるように。

 

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型の内側にクッキングシートをピッタリになるように作成しておきます。

 

湯煎焼きのため、厚紙の周りにお湯を貼ることになります。

厚紙の周りはアルミホイルでお湯が入らないように包んでください。

 

私はステンレスのタッパで代用。

 

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オリーブオイル  75g

薄力粉      90g

ベーキングパウダー 4g

牛乳       60g

卵黄       6個

バニラオイル   数滴

 

卵白        6個

塩         少々

砂糖        73g 

 

ベーキングパウダーはすぐに萎んでしまわないように、私流のアレンジです。

 

先ずオリーブをレンジで暖めます。600Wで一分半、約60度くらいになれば良いかと。

 

暖めたオリーブオイルを、先に振るっておいた薄力粉とベーキングパウダーと混ぜ合わせます。

 

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牛乳と卵黄、バニラオイルを入れて混ぜ合わせます。

 

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ここまできたら次はメレンゲを作ります。

 

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卵白に塩少々入れてミキサーにかけて、コシを切ります。

砂糖を2回に分けていれ、角が立つまでミキサーにかけます。

 

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卵黄生地にメレンゲを入れて、切るように混ぜます。

 

最初ひとすくいしてきっちり混ぜ合わせ、

 

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残りすべて入れて切るように混ぜます。

切るように混ぜるのは、気泡がつぶれないようにするため。

 

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おおよそ均等に混ざれば型に入れてゆきます。

 

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生地内の大きな気泡を、つぶすために2,3センチ上空から2回くらい落とします。

 

160度で約45分湯煎焼きします。

オーブンは生地を作り始める時から予熱しておくとスムーズに作業が進みます。

 

竹串をさして串に何も付かなければ完成、液体の生地が付いたなら追加で5分くらい湯煎焼きします。

 

焼きあがったらすぐに型からはずして、クッキングシートもはずして下さい。

 

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焼き加減が弱いと型からはずす時に型崩れしてぺちゃんこになります。

かといって焼きすぎるとシットリ感がなくなるので焼き加減は特に注意が必要です。