レザークラフトはじめて数年、ある日嫁様からお誕生日プレゼントに長財布が欲しい、といわれてイメージの画像を見せてもらいました。(下の画像は完成したもの。)
見たら中々の複雑さ。でも良い経験値になると思い早速、デザイン開始。
革は牛ヌメで、ルガトの黄色に一目ぼれ、光沢がありトラ目がきれいに出ているんです。
上の画像はAR-CADで図面を書いた最終版。何度もコピーしては借り組みして微調整をしました。ホックの部分がずれたり、サイドの革に位置がおかしかったり。
二つに分かれたのは、A4以外でプリントアウトするとどうしても寸法が狂うため、泣く泣くこういう形になりました。
そして革を裁断して仮組みするとあれれ、、、
実はこのルガト、革が硬く厚みもあるため寸法がズレてしまいサイズが合わなくなってしまいました。あれだけ慎重に紙で合わせたのに、、、やはり実際革で組み立てると違うもんですね。
縫わないと謳ったけれども、ポケットの部分や補強の部分はどうしても縫わざるを得なくなりました。
向かって上の部分は小銭入れとカード入れ、下の部分は紙幣が入ります。
元々の財布がカードの収納部分が少なく、それに習いました。
小銭入れのバネホックと財布を閉じるところのバネホックの位置には位置がずれるとしまらなくなるため気を使いました。
ありがたいことに気に入ってもらったようで、今でも大切に使ってもらってます。