本日は、扉の製作と設置、及び、側面の装飾をして行きたいと思います。
扉は正面と右側面の二箇所で、上開きになるように設置します。
まず材料の切り出しです。ベースは9ミリのシナ合板に9ミリの杉プレーナーを40ミリの幅で額縁みたいに装飾して行きます。
装飾材は内側にテーブルエッジビットで面取りを行うため、トリマーテーブルで加工します。
加工を加えると下のように面取りが出来ます。右の板が加工済みのもの。
カドの部分を45度にカットしてベースのベニヤに張り合わせます。
側面も同じように額縁のように装飾をしようと思ってましたが、縦に並べるだけでいい感じだったので、思いつきで並べてみました。
続いては扉の製作です。右側面の扉も同じように板を縦に張り合わせました。
裏面にはスライド蝶番用に26πの穴を10ミリの深さで穴を空けます。
スライド蝶番には ”かぶせ” があり、扉と側面のふち同士の重なり具合です。
17ミリかぶせとは、側板との重なりが17ミリのことです。
ちなみに側面はインセットスライド蝶番といい、内側に入り込んだ状態に出来る蝶番です。
先ほどあけた穴に蝶番をセットします。
扉の開き具合を確認中。
扉を開くときに少しカドが引っかかる音がしたので、引っかかる部分を45度に少しだけカットして微調整しました。
次に下段の側面の装飾です
余った杉材を25ミリ幅、200ミリの長さにカット。軽く面取りをして、側面に貼り付けて行きます。
端の細かいパーツの部分は手間が掛かりましたが、なかなか満足のいく仕上がりになりました。
まだ反対の左側面は出来てませんが、時間なのでまた後日です。