棚板を大入り加工で設置しましたが、少し強度が不十分と思い、手始めにこの棚板の補強をしようと思います。
単純に裏側に2本板を這わす、簡単なものです。
もちろん横からも固定してあります。
寸法を合わせて、裏側でビスで留めるというもの。
次に下2段の引き出しを作成します。
上がカットしたもので、1段分の木材です。パーツは6つ。
底板をテーブルに固定して、直角アングルをセットします。隙間は9mm空けてあります。前板の厚み9mmです。
前板をセットして、下からネイルガンで底板と固定します。次は、クランプで固定された反対側の、側板の固定です。
同じように底板と前板のツラがピッタリになるようにセットして、ネイルガンで固定します。
クランプをはずして、残り側板を固定。最後の背板を固定します。
結合には、タイトボンドを塗っていますが、接着面は指で薄く均し、はみ出た余分なボンドは水でぬらしたウエスですぐに拭き取ると、ボンドの痕が残らず綺麗になります。
引き出しと、棚にスライドレールを設置します。
棚の設置したい高さにあて木をおいて、レールを安定させた状態で固定して行きます。
側面の正面とスライドレールが同じ位置になるように。
スライドレールの穴の小さいほうをビスで固定します。
ビスは3 × 10mmを使用してます。固定箇所は5箇所。指定はありませんが、最低でも4箇所は必要と思います。
引き出し側にもレールを取り付けます。
先ほど取り付けたスラードレールの中心を測定します。今回は64ミリでした。
引き出し側は64mmで同じ様に中心を出してしまうと底の隙間がなくなり収納できません。そこで引き出しの底と底板上面の隙間を4mmと仮定して、引き出し側は60mmで中心を出します。
後は収納してみて、引き出しの開き具合を確認します。
今回下の段が開きが悪く、引き出しの横幅のサイズが小さかったためでした。
なので片側だけ3mmの端材を挟んでみたところ、スムーズに動くようになりました。
ちなみに天板はエル字フックで固定しています。