今回は上記のような、フラワースタンドを作成したいと思います。
手始めに、天板から作成します。
在庫のラジアータパイン集成材を一枚に繋ぎあわしてから、それぞれの大きさにカットします。
ビスケットジョイントで繋ぎあわします。
奥から300mm、250mm、200mmの予定で、カットしたときにジョイントの位置とかぶらないように位置決めします。
大きなクランプが無いので、木材で無理やり固定して乾燥を待ちます。
その間に、脚の部分を作成しました。
桧材で、幅50mmで厚さ20mmです。
元の幅は110mmなので、これをカットして50mmの幅に合わせます。
テーブルソーで、大入り加工するための穴を開けたところ。
深さは10mmです。これは奥側の脚。
手前はナナメに木材を設置したいので、現物合わせで墨付け。
この角度に合うように、ジグを作りました。
同じように深さ10mmになるように刃を調整、カットします。
脚の加工が終わり、天板が乾燥したと思い、持ち上げると見事にくっついていなくて剥がれてしまったため、もう一度ボンドを塗って再乾燥。
この木目に対してはビスケットでは強度が弱いことが発覚し、急遽補強を入れることにしました。
上の写真のように1枚の天板に対して3本の補強、200mm幅の天板に関しては2本です。
脚に使って余った木材を利用しました。
このまま仮でビス止めします。
起こしても折れることはありませんでした。
それぞれの幅にカットする前に、接合部分にペーパーを掛けて、段差を極力なくします。
天板には最終的にニスを塗装する予定なので、番手の大きなペーパーでさっと掛けます。
あとはサイズ別にカット出し。
裏はもちろん仮止め状態。
ここからバランスの良いように再度位置を決めます。
トリマーで深さ4ミリまで削るためです。
強度の向上と、少しでも収納スペースを確保するためです。
角はノミを使って直角になるよう調整しました。
現物をあてがって微調整して、勘合するように追い込んで行きます。
溝にボンドを流し込んで、ビス止めしました。
これを残り7箇所、日も暮れてきたのでまた後日。