前回の続きです。
天板の加工から始めます。
天板用に購入したラジアタパイン集成材。奥行きはこのままなので、横幅のみカットをします。
裏面は少し加工が必要なので、また後程。
横幅700mmと、710mmで2枚カットします。
上段は大入れ加工のため少し幅を広くとっています。
墨付けをして、ジグソーでカットします。
墨付けをした位置から、36mm左にずらしたところにガイドを固定します。
この36mmはジグソーの刃とベースプレートの隙間です。
紙テープは捨て板の代わりで、仕上がりが断然きれいになります。
大入り加工するための、墨付けです。今回はトリマーで溝を掘ります。
こちらも36mm内側に仮の墨付けをして、ガイドを固定します。
まず上段の天板から。
一度に10mmの深さで掘れないので、2.3mmずつ数回に分けて溝を掘ります。
溝の深さは10mm、幅20mmです。
現物で勘合チェックします。
続いて中段の天板加工。
こちらは骨組みと同じ長さなので、下のような加工になります。
脚の部分だけ、のこぎりでカット。
少し仮組して、勘合及び強度のチェック。
やはり裏面下に、貫がないと少しグラグラするので、ダボ継ぎ加工で貫を入れます。
勘合は問題ないので、組み立てを始めます。
ダボ継ぎで貫を勘合。
次いで中段を組付けます。
天板と脚の部分、すべてにやすり掛けをして、角を落として仕上げにオイルを塗って完成です。
完成しました。今回ビスを一つも使用していないので、かなりきれいな仕上がりになったと思います。