ミエトノの工房

木材加工やレザークラフといったDIYを中心に、まったり創作活動を行っています。

卓上フラワースタンド2 3日目 天板の加工 ー 組み立て

前回の続きです。

 

天板の加工から始めます。

天板用に購入したラジアタパイン集成材。奥行きはこのままなので、横幅のみカットをします。

裏面は少し加工が必要なので、また後程。

 

 

横幅700mmと、710mmで2枚カットします。

上段は大入れ加工のため少し幅を広くとっています。

 

 

墨付けをして、ジグソーでカットします。

 

 

墨付けをした位置から、36mm左にずらしたところにガイドを固定します。

この36mmはジグソーの刃とベースプレートの隙間です。

 

紙テープは捨て板の代わりで、仕上がりが断然きれいになります。

 

 

大入り加工するための、墨付けです。今回はトリマーで溝を掘ります。

 

 

こちらも36mm内側に仮の墨付けをして、ガイドを固定します。

まず上段の天板から。

 

 

 

一度に10mmの深さで掘れないので、2.3mmずつ数回に分けて溝を掘ります。

溝の深さは10mm、幅20mmです。

 

 

現物で勘合チェックします。

 

 

続いて中段の天板加工。

こちらは骨組みと同じ長さなので、下のような加工になります。

脚の部分だけ、のこぎりでカット。

 

 


少し仮組して、勘合及び強度のチェック。

 

 

やはり裏面下に、貫がないと少しグラグラするので、ダボ継ぎ加工で貫を入れます。

勘合は問題ないので、組み立てを始めます。

ダボ継ぎで貫を勘合。

次いで中段を組付けます。

 

 

天板と脚の部分、すべてにやすり掛けをして、角を落として仕上げにオイルを塗って完成です。

 

 

完成しました。今回ビスを一つも使用していないので、かなりきれいな仕上がりになったと思います。