ミエトノの工房

木材加工やレザークラフといったDIYを中心に、まったり創作活動を行っています。

蝿帳 2日目 骨組みの加工

 

先日の大雪から一転、日中は温かい快晴が続く日々。

寒くてお休みしていたが作業再開します。

 

不足した材料を補充しにホームセンターに行きましたが、在庫が少ない上に死節が多く、急遽厚みの2mm少ない1×4材を購入しました。

材質は同じヒノキになります。

 

こちらは蝿帳の縦方向の骨組みで、幅60mmで長さ640mmにカットしました。

 

 

相欠き継ぎにするために加工をします。

幅50mm、深さ9mmに合わして、テーブルソーで加工します。

 

 

 

裏側は下のように加工します。

 

 

横方向の骨組みは下のようになります。

 

 

両方組合すと下の写真になります。

 

  表から見た図

  

 裏から見た図

 

 

相欠き継ぎの加工が終わったら、底板、背板を入れるための大入れ継ぎ加工。

トリマーで溝を掘ります。

深さは5mm

 

 

安定して加工できるように簡易的にジグを作ります。

 

 

少し加工を始めたんですが、切り口が汚い、、、、

 

 

 

どうやら刃先が摩耗して刃先がなくなっているみたいです。

別のビットに入れ替えて、再加工。

 

 

きれいになりました。

この調子でどんどん加工します。

 

ビット幅が9mmに対し、加工面は12mmの幅。

どうするのかというと、まず9mmで目的の深さまで溝を掘り進めてゆきます。

 

 

次に、深さはそのままで、3mm下方向にずらし、幅を広めてゆきます。そうすれば、同じ深さで加工できるし、刃先への負担も少ないはずです。

 

そうして出来上がったのが下になります。

 

 

トリマービットは先端が丸く、どうしても直角に加工はできないので、後日鑿で加工します。

 

 

まだまだしばらく続きそうです。