ミエトノの工房

木材加工やレザークラフといったDIYを中心に、まったり創作活動を行っています。

ケーブルボックス 

f:id:mietono:20210423131316j:plain


 電源収納のため、プラスチックの収納ケースを購入して使用しているますが、パソコン本体やブルーレイ再生機、ルーターやモニターなどの配線が多く、またそれぞれのアダプターが太く一つの電源タップでは電力がまかなえないため二つの長い電源タップを使用しています。

 そのため収納ケースに収まらずに乱雑に床に散らばった状態です。

 

  

そこで大きめに収納ケースを作り、二つの電源タップからコード類すべて収納したいと思います。 

 

f:id:mietono:20210421153031j:plain

f:id:mietono:20210421153052j:plain

 

側板は額縁のようなデザインで9mmの合板を挟み込み、以前制作したパソコンラックのようにサイドに杉材で装飾しようと思います。

 

シナ合板 910 × 910 1枚

桧デイメンション 20 × 110 × 2000 1枚

杉プレーナー 195 × 1820  1枚 を購入

 

寸法どうりカットします。

 

f:id:mietono:20210421153248j:plain

 

外枠は45度であわせて、ダボ接ぎをします。

 

f:id:mietono:20210421153540j:plain

f:id:mietono:20210421153622j:plain


下の写真がトリマー加工のための墨付けで、内枠から8mmの幅で9mmの深さでカット

 細長い下の枠は、10mm幅で5mmの深さで溝を掘って行きます。

 

f:id:mietono:20210421153710j:plain

 

トリマーテーブルを使っての加工。加工面が見えないので、紙テープで刃先の位置をマーキングします。

 

f:id:mietono:20210421154122j:plain

f:id:mietono:20210421154140j:plain

 

同じように木材にもマーキング

 

f:id:mietono:20210421154322j:plain

 

要はトリマーフェンスにマーキングした左隅と、木材にマーキングした左隅とが

同じ位置で加工をとめれば、ぴったりの位置で加工できるということです。

 

f:id:mietono:20210421154339j:plain

 

f:id:mietono:20210421154625j:plain

 

トリマー加工が終わりました。

 

f:id:mietono:20210421154648j:plain

 

次はナナメ45度になるように木材の端をカットします。

 

f:id:mietono:20210423131828j:plain

f:id:mietono:20210423131844j:plain

 

f:id:mietono:20210423131912j:plain

 

次にダボ接ぎをするための6mmの穴を開けます。

 

f:id:mietono:20210423132025j:plain

 

少しでもずれると歪んでしまうので慎重に墨付け

 

f:id:mietono:20210423132118j:plain

f:id:mietono:20210423132133j:plain

 

この中心にあわすように穴を開けます。

下のジグを使ってまっすぐ穴を開けます。

ドリルの先に巻いてある紙テープは、あける穴の深さを測ってあります。

 

f:id:mietono:20210423132208j:plain

f:id:mietono:20210423132224j:plain

 

f:id:mietono:20210423132314j:plain

 

後はここにボンドを流しいれ、ダボを入れて固定します。

 

f:id:mietono:20210423132632j:plain

f:id:mietono:20210423132650j:plain

 

側板のパネル張り合わせたところで、今日は終わりにします。

かなり思いつきで作っているところがあるので、どんな出来栄えになるのでしょうか。

ガスコンロ台 補修

先日作成したガスコンロの台ですが、油とび防止の板を正面と左の壁に設置したわけですが、板に固定したわけでなく、少しの振動で動いてしまって、元栓を締めてあるフタをさえぎってしまうため、ストッパー代わりに木材でコマ板を作成して補修してみました。

 

上の写真が正規の位置で、下がずれてしまって上蓋に干渉してしまっている写真です。

蓋が開きません。

 

f:id:mietono:20210418153443j:plain

f:id:mietono:20210418153500j:plain

 

コマ板のサイズは15mm × 15mmで幅は30mmです。

 

f:id:mietono:20210418153728j:plain

 

真ん中に3mmの下穴を空け、面取りをします。

面取りをすることによって、上面からネジが出ず綺麗に仕上がります。

 

f:id:mietono:20210418153844j:plain

 

f:id:mietono:20210418154141j:plain

 

角を紙ヤスリでサラって完成。

天板に固定して行きます。

 

f:id:mietono:20210418154229j:plain

f:id:mietono:20210418154249j:plain

f:id:mietono:20210418154309j:plain

 

これでずれる心配はなくなりました。

収納家具のキャスター台の作成

 

f:id:mietono:20210404184733j:plain

 

フローリングで一番気を使うのが、床の傷。

重量が増えれば増えるほど、傷がつきやすくなります。

 

クッション材もあるけれど、床と張り付いて苦労することもしばしば。

 

そこでピッタリサイズの木材にキャスターをつければ、移動しやすく掃除するのも便利ではないかと、作ってみることにしました。

 

f:id:mietono:20210404185126j:plain

 

サイズは640mm ×  520mmで廃材を利用しました。

ベニヤのサイズが、2枚あわして上のサイズになるようにカット。

 

四枚の板を這わせます。

いずれも520mmの長さで両隅の2枚が9mm厚

          真ん中二つが30mm厚で、幅は適当。 

 

f:id:mietono:20210404185330j:plain

 

とはいっても、板を張り合わすだけの簡単なもの。

 

f:id:mietono:20210404185435j:plain

 

 

f:id:mietono:20210404185545j:plain

 

コロは一番安いもの。25mmのものを購入しました。

固定車が2つ、自在車が2つで、ストッパーはいずれも付いていません。

 

f:id:mietono:20210404185612j:plain

 

表から見ると、少し段差があります。

真ん中2本の板を、4箇所ネジ止めしてやると、、、

 

f:id:mietono:20210404185636j:plain

f:id:mietono:20210404185705j:plain

 

段差がなくなりました。

 

f:id:mietono:20210404190158j:plain

 

角の部分はすべて紙ヤスリで面取りしてあります。

 

f:id:mietono:20210404190218j:plain

 掃除をするとき簡単に移動できる上に、ゴムのキャスターなんでフローリングを傷つけることもありません。

パソコン収納 装飾材と塗装、ダウンステー設置

ほったらかしにしていた私のパソコン収納ラック。

 

前回は側面左側全面と、右側は半分に装飾材を、ナナメ45度になるようにカットして貼り付けていた作業が止まっていたため、一気に完成までこぎつけたいと思います。

 

f:id:mietono:20210411162941j:plain

 

この装飾はヘリンボーンというパターンで、ほかにもいろいろなパターンがあります。

機会があれば色々なパターンもチャレンジしてみたいです。

材料は杉プレーナー材を20cm幅にカットして合板をベースに貼り付けています。

 

f:id:mietono:20210411163457j:plain

 

装飾材が貼り終えたら、アジアータパイン材の使ってある天板と棚板は水性着色ニスで3回ぐらい、厚めに塗っては細かいサンドペーパーをかけてつやつやに仕上げました。

 

その他の部分は、木材の角をすべて面取りした後に、ブライワックスのクリアを塗りこみます。私は色むらを極力抑えるためにウエスに染込まして塗りこみます。

 

f:id:mietono:20210411165316j:plain

 

そしてダウンステーの取り付けです。

実は知らなかったのですが、テーブルソーで使用したダウンステー・・・スガツネのソフトダウンステー NSDX-35L/Rを購入したのですが、スライド丁番と相性が悪く上手く開きませんでした。

 

f:id:mietono:20210411165159j:plain

 

 そしてそもそもスライド蝶番にも対応していない。

 

対応してるものは下左から一軸丁番と右のドロップ丁番でした。

 

f:id:mietono:20210411164732j:plainf:id:mietono:20210411164833j:plain

 

スライド丁番とはキッチン収納でよく見かけるもの

 

今回は調べ上げて、上開き且つ右左両方対応していて、スライド丁番の全かぶせからインセットまで対応しているダウンステーを購入しました。

 

LE1-GC00-K276N フリーストップ機能付きLE1型です。

 

f:id:mietono:20210411165402j:plain

 

先ず正面側、全かぶせのスライド丁番から取り付けです。

本体側の中心線、ネジ穴を中心とすると、扉内側から145ミリ、外から内側に35ミリに墨付けします。

 

f:id:mietono:20210411174020j:plain

 

f:id:mietono:20210411174057j:plain

 

穴が先ほど墨付けした線の中心に来るように位置決めして、ネジ止めします。

 

右扉側は内側から外に向かって135ミリ、先ほどの軸から18ミリのところに十字の墨付けします。

 

f:id:mietono:20210411174548j:plain

 

そして同じようにネジ止めします。

 

f:id:mietono:20210411174437j:plain

 

そして側面も同じように墨付けしましたが、問題発生。

扉が閉まらない。

 

f:id:mietono:20210411174730j:plain

 

なので本体側を約20ミリ近く内側に寄せてみました。

上の写真で、右にずらした感じです。

説明書にはかぶせに対する寸法が記載されていないので、おおよそで寄せました。

 

f:id:mietono:20210411175047j:plain

 

きちんと閉まりました。

 

f:id:mietono:20210411175149j:plain

f:id:mietono:20210411175207j:plain

 

扉に取っ手を取り付けて、

 

f:id:mietono:20210411175254j:plain

f:id:mietono:20210411175313j:plain

 

ようやく完成しました。

 

f:id:mietono:20210411180616j:plain

 

f:id:mietono:20210411182633j:plain

 

ネジ穴が少し気になるところですが、なかなか上手に仕上がりました。

ガスコンロの油とび防止 壁の作成と設置

 

f:id:mietono:20210404175334j:plain

 

キッチン周りで良くある油とび。壁につくとなかなか取れず、どんどん汚れていって収集が付かなくなることもしばしば。

 

これを防止するために壁を作ってみようと思います。

例によって手書きですが、正面と左の壁の寸法を測りました。

 

f:id:mietono:20210404175311j:plain

 

正面下、ガスホースの後ろに段差があり、これを避けるためにその部分をカットします。

 

左壁、600 × 600 

正面 600 × 540

コンロ後ろの段差を隠す木材 70 × 38mm 

 で9mmの深さで10mm この裏に正面の板をはさんで固定します。

  25mmの深さで45mmの幅でコンロ後ろの段差に会うようにカットします。

 

木材はテーブルソーでカット。

 

f:id:mietono:20210404180357j:plain

 

ノミとハンマーで縦に切れ込みを入れた木材を取り除いて行きます。

 

f:id:mietono:20210404180528j:plain

 

大まかに削り取れたら、荒い紙ヤスリで表面を整えて行きます。

番手を少しづつ落としていっておおよそ段差がなくなったらオッケーです。

 

f:id:mietono:20210404180726j:plain

 

左側面と段差を隠す木材を借り止め

 

f:id:mietono:20210404182904j:plain

f:id:mietono:20210404182922j:plain

 

この組んだ状態の木材を、コンロに設置して、、、

 

f:id:mietono:20210404183151j:plain

 

f:id:mietono:20210404183220j:plain

 

コンロのふたを避けるようにぴったりの寸法どり。

 

f:id:mietono:20210404183616j:plain

 

 正面に板を張って、

 

f:id:mietono:20210404183659j:plain

 

角の部分に当て木をして、ここにネイルガンで釘を打ち込んで完成です。

 

PCデスクの収納改善 扉式から引き出しに改良

f:id:mietono:20210404165244j:plain

 

昨年末に天板の固定と下段の扉方向を入れ替えたデスク。

 

しかし、しばらく使ってみた結果、引き出しの方が使い勝手がよく、座ったまま簡単に引き出せるからとのことで、扉式から引き出しに変更しました。

 

今回は引き出しの箱の制作から設置までしました。

 

f:id:mietono:20210404165636j:plain

 

扉をはずして、下段の寸法を測り、これを元に図面を起こしました。

 

f:id:mietono:20210404170602j:plain

 

奥行きが432mm  左右幅が392mm  高さが320mmです。

これを元に スライドレールの幅(12.7mm × 2) と ある程度の余裕を持たして計算したのが

 

底板サイズ 420 × 366

正面と奥板 402 × 301

側板    366 × 301

で シナ合板 9mmを使用しました。

 

f:id:mietono:20210404171132j:plain

f:id:mietono:20210404171113j:plain

  

 

f:id:mietono:20210404171244j:plain

 

箱を組んでレールを取り付けたところです。

 

f:id:mietono:20210404173908j:plain

 

底から少し浮かした状態にしたいので、取り付け時約3mmの木材の切れ端をガイドにして、本体側にビスで取り付けます。

 

f:id:mietono:20210404174032j:plain

 

f:id:mietono:20210404174056j:plain

 

あとは表面に、以前使用していた扉を装飾として取り付けます。

 

f:id:mietono:20210404174210j:plain

 

引き出しが閉まったときの、上下と左右のバランスを確認しながら、ベストな状態でクランプで固定してネジ止めがずれないようにします。

 

f:id:mietono:20210404174410j:plain

 

引き出し本体と、扉の部分に若干隙間があるため、裏側からネジで固定しました。

後は取っ手をつけて完成です。

 

f:id:mietono:20210404174538j:plain

f:id:mietono:20210404174557j:plain

 

自分で自作すると、こうゆう手直しが躊躇なくできるのが利点ですよね。

ガスコンロ台 引き出しと天板の作成

今回は引き出しの制作から始めます。

 

底板と側板、背面と前板を寸法どおりにカット。

木材は9mmの化粧合板です。

 

f:id:mietono:20210329152421j:plain

 

前板から順に組み立てます。直角になるように補助具を使って組み立てます。

 

下の赤いエル字のものが補助具で直角が出ているアルミです。

これに木材をクランプで固定してから、ボンドで止めたのちにネイルガンで固定して行きます。

 

f:id:mietono:20210329152612j:plain

 

f:id:mietono:20210329152837j:plain

 

f:id:mietono:20210329152855j:plain

 

f:id:mietono:20210329153139j:plain

 

すべてのカドは、紙ヤスリで落とします。

お次にスライドレールの取り付け。

下のWAKI のスライドレールを愛用しています。

 

f:id:mietono:20210329153250j:plain

 

スライドレールの先端と正面の淵が、同じ位置になるように合わせます。

スライドレール本体と底の板がピッタリくっつく位置にするのがポイント。

 

f:id:mietono:20210329153425j:plain

 

スライドレールの中央に、小さな穴があり、ここにネジを打ち込んで行きます。

長さ10mmでネジ幅3mmのネジで打ち込むわけですが、ネジを打つ前に2.5mmのドリルで少しばかりした穴を開けると位置ずれが起こりません。

 

ネジはおおよそ五箇所くらい。

 

f:id:mietono:20210329153654j:plain

 

f:id:mietono:20210329154024j:plain

 

同じように引き出し側もレールを取り付けます。

底板9mmの淵にあわすようにネジで止めてゆきます。

ナナメに固定してしまうとレールが入ってゆかなくなるので、底板に対して水平になるように慎重に。

 

f:id:mietono:20210329154208j:plain

f:id:mietono:20210329154226j:plain

f:id:mietono:20210329154251j:plain

 

きちんと収納できるのか、確認します。

 

f:id:mietono:20210329154446j:plain

f:id:mietono:20210329154526j:plain

f:id:mietono:20210329154546j:plain

f:id:mietono:20210329154603j:plain

 

最後に天板の作成です、

 

天板はラジアータパインという板で、天板に適してるものを使います。

 

板が大きすぎるので、ジグソーでカットします。

墨付けをしてから、カットのガイドをクランプで固定します。

このガイドに沿ってカットして行くとまっすぐカットできます。

 

f:id:mietono:20210329154935j:plain

 

カットできたなら、ガスのホースの取り出し口兼ガスのコックを閉める為の穴を開けます。

 

f:id:mietono:20210329155020j:plain

 

先ず墨付けします。外から10mmに位置に、横幅140mm、縦幅90mmのサイズになるように。

 

トリマーで、深さ5mmになるようセットして、溝を掘ります。

 

f:id:mietono:20210329155427j:plain

 

さらにその内側、8mmの所に墨付けして、角にドリルで穴を開けて行きます。

 

f:id:mietono:20210329155611j:plain

 

ドリルの穴を広げてジグソーで、カットするとこうゆう穴が空きます。

 

f:id:mietono:20210329155733j:plain

 

あとは汚くなった四角い穴を、ヤスリで削って形を整えます。

 

f:id:mietono:20210329155849j:plain

 

次はフタの作成。同じように140mm×90mmの木材を準備したのち、中央少し左にドリルドライバーで24mmの穴を開けます。

 

外側の角はテーブルソーで丸くなるようにカットします。

 

f:id:mietono:20210329160123j:plain

 

外回り、8mmの幅で14mmの深さで外回りに溝を掘ります。

 

f:id:mietono:20210329160403j:plain

 

円のところまで、テーブルソーで切れ込みを入れて、型に合わせてみます。

 

f:id:mietono:20210329160553j:plain

f:id:mietono:20210329160524j:plain

 

引き出しの仕上げに入ります。

化粧板を正面に貼り付けて、ボンドとネイルガンで張り合わせます。

幅が広くて、杉材が反ってくる恐れがあるため、裏側から数箇所ネジ止めして補強しました。

 

f:id:mietono:20210329160737j:plain

 

引き出しの取手は要らず、指の穴が入る穴が欲しいとのことで、24mmの穴を開けます。

 

f:id:mietono:20210329161033j:plain

f:id:mietono:20210329161050j:plain

 

クランプでしっかり固定して、穴を空けました。

穴を開ける際、捨て板といって予備にもう一枚張り合わした状態で穴を開けると綺麗に穴が空きます。

 

仕上げに、天板と引き出しの化粧板にブライワックスという保護用ワックスを塗って完成です。

 

下が現状、かなり低い位置のあるため料理しにくいのと、コンロ使った後右側の台に乗せたお皿に移す際、段差があって危ないんです。

 

f:id:mietono:20210329161152j:plain

 

f:id:mietono:20210329161345j:plain

 

隣の台と高さを合わした為、ほぼぴったりの高さでした。

 

f:id:mietono:20210329161445j:plain

 

後ろのガスのホース周りは下のようにカバーできました。

大きさもかなり余裕を持って作ったため、カバーもはずしやすいです。

 

f:id:mietono:20210329161550j:plain

f:id:mietono:20210329161609j:plain

 

f:id:mietono:20210329161627j:plain

 

引き出しの容量もかなりあり、スムーズに開閉できます。

なかなか良くできたと思います。

後は左に見える壁と奥の壁に少し板を張りたいと思います。