ミエトノの工房

木材加工やレザークラフといったDIYを中心に、まったり創作活動を行っています。

ガスコンロの台 骨組みの作成

 

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ガスコンロを買い替えましたが、高さが低すぎて作業しズらいです。

 

おそらくグリル付きのコンロであれば高さがあるため、コンロ横の作業スペースと高さが変わらずスムーズに作業が出来ることでしょう。

 

ところが、我が家はコンロのグリルをほぼ使わず、オーブンレンジを使うため、ガスコンロはグリル無しのコンロに買い換えました。

 

するとグリルがないため、かなり低かったのです・

 

我が木材の作業スペースに廃材がたくさんあるため、この廃材を使ってガスコンロの引き出しつきの台を作成したいと思います。

 

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木材は、1×2のホワイトパインの廃材でかつて上着掛け用のクローゼットにしていました。

 

図面の長さに値するところをカットします。

 1×2 ホワイトパインの長さが

 160ミリ 4本

 600ミリ 4本

 562ミリ 2本

 560ミリ 2本

 

桧 20ミリ厚 100幅

 560ミリ 2本

 

組み接ぎのため加工を施します。

 

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これを組んで行くと

 

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ためしにコンロ台にセットしてみましたが、ぴったりでした。

 

残りの工程は、引き出しの作成とスライドレールの取り付け、天板の加工、取り付けです。

 

問題は引き出しの表面の装飾をどの木材を使うのか。

また背面のガスのホースをどのように出すのか、思案のしどころです。

 

パイプ脚のマッサージチェアにキャスターを取り付けた

嫁様の使っている、デスクでの椅子はもっぱらマッサージチェアを使っています。

 

ところが、フローリングと相性が悪く、クッション材をつけてても移動するたびにフローリングに傷を付けてました。何とかならんかと考えた挙句、椅子にキャスターをつればと思いつきました。

 

当初パイプの下に板を貼り付けて、その下にキャスターをとアイデアを貰って、そこに少しアレンジして口の字になるように木材を組んで、その下にキャスターを取り付けることにしました。

 

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パイプの幅と寸法を測り、手書きでおおよその図面を作成。

 

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幸い廃材がたくさんあり、この廃材から木材を切り出し、少し加工ました。

 

80ミリ × 420ミリ 2本

80ミリ × 560ミリ 2本

キャスター 4個      のみです。

 

廃材の厚みは9ミリのため、5mmの深さで80ミリの幅で削りだして、組み接ぎになるようにしまた。

 

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ボンドで止めず、キャスターのネジのみで木材を固定します。

 

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ひっくり返してマッサージチェアを借り置きしてして固定位置を探ります。

 

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配線用ケーブルの固定金具が残っていて、これがパイプとほぼ同じ径なのでこれで固定します。

 

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問題なく固定できました。

 

土台から椅子がぐらぐら動くこともなく、キャスターロックもあるため、普段使うときはロックを掛けることもできてよかったです。

ミニテーブルにキャスター設置、PCデスクの高さ調整

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以前製作したミニテーブルですが、床がフローリングになったためこのまま引きずっては床に傷が付くため、キャスターをつけることに。

 

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そのままミニテーブルの底に、車輪径30ミリのキャスターが取り付け出来るため、そのまま設置しました。

 

ミニテーブルの底厚は9ミリ、キャスターの付け根の金属の部分は厚さ2ミリのため、10mmのネジで取り付けました。

 

ネジが長すぎると、引き出しに干渉して開かなくなるので注意が必要です。

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このミニテーブル、PCデスクの下に収納できるように高さ調整してあるため、PCデスクの高さも調整する必要があります。

 

まずPCデスクの脚の太さ、60ミリになるように厚さ18ミリの材木の切れ端を使いました。

 

ざっくばらんに手書きで丸を描いて、なんとなくカットしました。

本来は真ん中に木材の中心に釘をさして、少しずつ回しながらカットすると円になりますが、不ぞろいも面白いと思い、今回は適当にカットしてみました。

 

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後はこれをPCデスクの底に取り付けます。

 

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真ん中にネジを打ち込んで、底に傷防止のシールを貼って完成です。

 

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ミニテーブルの底にキャスターをつけることにより、移動も楽になりました。

電気工具専用のフットペダル作成

木工作をする上で、よく使用するテーブルソー。

 

両手を使った作業が多いため、、エルパのフットスイッチなるものを購入して使用してペダルので工作機のオン・オフを行っていました。

 

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しかし、中のバネが弱くてすぐに使用できなくなりました。分解しようにもカシメてあるため、分解も出来ません。

 

なにか代用のものはないか調べましたが、多くが工業用であまり見た目も好みではありません。

 

そこで、数年前までよく使用していたギターのエフェクターを使ってオン・オフできれば面白いかも、と閃いてあれこれ調べました。

 

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エフェクターのケース自体は、そんなに高くもなく無塗装でHAMMOND社のダイキャストアルミケースというものがあり、さまざまな規格の中1590Nを購入しました。

 

フットペダルはCarring 110P オルタネイトです。

 

フットペダルには二つの種類があり、押した状態のみ通電するモーメンタリと

 

押すたびにオンとオフが切り替わるオルタネイトの二種類があります。

 

後は化粧ナットと配線口にあるゴム、グロメットを購入しました。

 

すべて楽器店で通販購入しました。

 

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これに市販のコードをつなぐ感じです。

 

まずあるにケースにペダル用の穴を開けるためにポンチでマークします。

 

これは穴の位置をずれなくする下処理です。

 

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あとはドリルを使って穴を開けて行きます。

径の細い2.5ミリから少しづつ大きくして、穴を目標の大きさになるまで加工します。

 

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続いて配線です。

プラグ付きのVFF、ビニールコードとタップをホームセンターで購入。

3Mのコードをカットして、その間にペダルスイッチを挟むようにします。

 

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ます配線を二つに分けて、先端をカットして銅線を出します。

 

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タップにネジ止めします。

 

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コードは2本線があります。

1本はあいだにスイッチを挟み、もう一本は直結でつなぎ直します。

 

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スイッチの先端部分と銅線は半田ごてを使って取れないように処理してから、漏電しないように絶縁テープを巻いて置きます。

 

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あとは箱に戻し入れて、裏のふたをして完成です。

 

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思った以上に味があって大満足。

エフェクターは、かなり過酷な状況下でも使用することが出来、水による漏電でもない限りかなりかなり長期にわたって使用することが期待できます。

 

 

 

 

コーヒーチョコレートのパウンドケーキ

休日少し時間が空いたので、久しぶりにパウンドケーキを焼きました。

 

なんと無しにネットでレシピ検索。コーヒーとチョコのパウンドケーキのレシピを発見したので作ってみました。

 

レシピの型は20cm × 8 cm の型。手持ちは22cmです。

 

まず インスタントコーヒー 10g

   牛乳         50g  

 

牛乳を レンジ600Wで20秒くらい温めてからインスタントコーヒーをいれて混ぜ合わせます。

 

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チョコを30g 砕きます。

 

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薄力粉 70g

強力粉 50g

ベーキングパウダー 3g

をふるいにかけます

 

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バター70g を泡だて器でクリーム状になるまで攪拌します。

その後上白糖 80g を同じように混ぜ合わせます

 

続いてタマゴ 1個を良く解きほぐし、数回にわたって混ぜて行きます。

3回くらいがベスト。

 

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ふるいにかけた粉類を混ぜます。

この時、ヘラに持ち替えて切るように混ぜます。こねないように注意。

 

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始めに作ったコーヒー液とバニラエッセンス数滴をいれて混ぜます。

 

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くだいたチョコレートをいれてざっくり混ぜます。

 

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型に流し込んで形を整えます。

火の通りが良くなるように真ん中は低く、両端は高くなるように。

 

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170° 40分で焼いてみました。

型から出してみると、モンスターの完成。

 

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結果、生地が少なかったのと、温度が高くて底が少し焦げました。

少し食べてみたら、生地もパサついてました。

 

生地は1.5倍くらい増やして、且つ時間を短縮して後日チャレンジしたいと思います。

 

ポストの作成 2日目 開口部の加工から組み立て、ニス塗装

前日木材の切り出しまで終えたので、本日はまずポストの開口部から、加工して行きたいと思います。

 

開口部は3センチです。木材に墨付けしてカット開始。

 

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丸のこの刃を同じ3センチに合わします。

 

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墨付けに合わして、少しづつカットして行きます。

 

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次に天板のフタを除いた、箱の部分を組み立てて行きたいと思います。

 

木材同士直角に組み立てるため、このような部品を使って木材同士をクランプで固定して、組み立てて行きます。

 

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今回は木材の表面をなるべく綺麗に見せたいため、ダボという木材で

ネジ穴を隠します。

 

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左がダボです。ボンドをつけると水分で膨らむ、そして圧着する仕組みです。

 

手順は以下の通り。

上の写真、右の工具で木材に穴を空け

 

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空けた穴の真ん中にネジを打ち込みます。

 

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木材表面からネジまで隙間が空いています。この間にダボをねじ込みます。

ネジの上に少しボンドを垂らして、ダボを入れてから少しハンマーで叩きいれます。

 

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後はこのダボの出っ張りをのこぎりでカットするわけですが、普通ののこぎりでなく、アサリなしののこぎりを使います。

 

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普通のこぎりの刃は、刃先が少し左右に飛び出しているため、これを使うと木材表面がぎざぎざになります。

その点、アサリなしののこぎりは刃先が出っ張っていないので、木材を傷つけることはありません。

 

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カットしたら、凸凹してる部分をヤスリをかけて平らにして、ワトコオイルで少し擦ると

 

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ダボが目立たなくなります。

 

底面はシナ合板で大入り加工してみました。

 

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底を基点に組み立てたため、底の結合はズレがほとんどありませんが、上側は少しズレガ生じました。

下写真、右側側板と手前木材、約1mm段差があります。

 

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なので、上のずれた部分は現物合わせで、少しづつカットして

すべての面が平行になるようにカットします。

でないと、天板との間に隙間が出来るからです。

 

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ここで一度、油性ニスを塗りました。乾燥後少しヤスリがけをして表面のアラを取ります。

最後天板の取り付けです。

 

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まず天板の基礎となる部分から、ネジ止めしてからダボで穴を塞ぎます。

アンテーク調の平蝶番を取り付けて、

 

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最後に表面に、二度目のニスを塗ります。

 

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少し厚めに塗って、乾燥したら紙ヤスリで少し擦って完成です。

参考の画像にかなり似せて作れたのでないかと思います。

 

ポストの作成 1日目 ビスケットジョイントによる剥ぎ合わせ、塗装

 

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本日はポスト作成の依頼です。

上写真のようなポストが欲しいとの事。

 

見た限り、ツーバイ材で、1×4のSPFに塗装を施してあるようなので、これを念頭に早速製図してみました。

 

ちなみに SPF とはスプルース(Spruce、米トウヒ)、パイン(Pine、マツ類)、ファー(Fir、モミ類)などの常緑針葉樹の総称です。

 

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ポストサイズは、良くある過程の赤いポストを計測して大体の大きさを割り出しました。

箱の大きさは色々あり、郵便物の大きさや、はがきの種類など、どこまで対応しているかにより違う模様。最近は宅配ボックスと兼用しているものもあり、かなり大きいものもあるようです。

 

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1×4材がなかったため、急遽1×8材を購入しました。

図面の写真のように、正面は三枚の板で出来ているため、86mm幅を三枚カットして継ぎはぎします。

横幅は360mmですが、剥ぎあわせで若干ずれが生じるため、10mm大きめにしてあります。

ポンドで接着してから、正規の幅にカットします。

 

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鉛筆で記しした箇所に上写真のビットで、木材側面に切り込みを入れて行きます。

 

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カットした面は直角のため、そのまま継ぎ合わすと継ぎ接ぎ感が出ないので、

剥ぎ合わせ感を出すためにカドを落とします。

 

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ボンドを塗って、クランプで固定してしばらく乾燥するまで置いておきます。

 

天板のフタの部分ですが、平蝶番で上開きになります。

取り付け時、蝶番のずれを防ぐのと、見た目すっきりするため蝶番の掛かるところを1ミリ削ります。

 

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トリマーで大まかに削り、角の部分はノミで削り落とします。

 

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底板は底から5mm上の部分に大入り加工を施しました。

そのため側板と背板には幅10mm、深さ5mmの切れ込みが入っています。

 

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オイルはワトコオイルのダークウォールナット。

表面の保護と、何よりいい色合いが出ます。

すべての木材をサンデイングといって、ヤスリで磨いて塗料が乗りやすい状態にしてから塗装に入ります。

 

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色むら防止のため、私はウエスに染込ましてから木材に塗っています。

塗れば塗るほど色合いが濃くなってよりアンテイーク感が増します。

今日はとりあえず一回目のみ。

 

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塗装前と後の比較です。

下の写真、上が塗装済み、下が塗装前になります。

 

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後日、ポストの開口部のカットと塗装二回目。

あと組み立てが終わったら、表面部にウレタンニスを塗って完成予定です。