ミエトノの工房

木材加工やレザークラフといったDIYを中心に、まったり創作活動を行っています。

蝿帳 6日目 観音扉の制作

今日は観音扉を製作します。

 

以前CADで図面化したものをわかりやすく書き直しました。

 

 

裏から見た図面です。

緑のマーカーはダボ継ぎ、赤色はこのサイズで合板を埋め込みたいため、扉の骨組み内側10mmを、深さ10mmで溝堀します。

 

 

正確に墨付けをして

 

 

 

全てダボ穴を開けたら、仮組をして確認します。

やはり少しずれました。

 

 

どこの穴がずれているのか確認して、手直しします。

 

 

上写真の左側の穴、マジックで印をしてある箇所に穴を広げます。

無理やり広げるしかないのですが。

 

 

センターより少し左になるようにして、穴をグリグリ拡張します。

そして仮組。

 

 

まあ誤差の範囲内ということで。

 

 

扉二枚分です。

 

 

印したところ、10mm幅、深さ10mmで溝堀するための墨付けです。

 

このままでは扱いずらいので、トリマーテーブルに付け替えます。

 

 

盛大にやらかしました。

キックバックで思いっきり持っていかれました。

 

 

まあ内側で見えないので良しとしましょう。

 

コーナーはノミで処理します。

 

 

内側に貼る合板のサイズを、実物で測ります。

図面上では下の寸法になりますが、果たしでどうでしょうか。

 

縦サイズは寸法通り、横サイズは1mmの誤差でした。

 

ここから合板を切りだします。

 

 

歪みもなく、サイズはぴったり。

表から見ると、、、

 

 

真ん中の化粧板を宛がってみます。

 

 

あえてこの段差を作りました。立体感があってお好みです。

扉部分はボンドで本付けして、乾燥を待ちます。

 

最後に中板を切り出しセットしました。

 

 

横幅がありすぎて、上から軽く抑えるだけで真ん中が若干たゆんでます。

次回は少し補強しつつ、丁番とキャッチなど取付をしたいと思います。