今日は観音扉を製作します。
以前CADで図面化したものをわかりやすく書き直しました。
裏から見た図面です。
緑のマーカーはダボ継ぎ、赤色はこのサイズで合板を埋め込みたいため、扉の骨組み内側10mmを、深さ10mmで溝堀します。
正確に墨付けをして
全てダボ穴を開けたら、仮組をして確認します。
やはり少しずれました。
どこの穴がずれているのか確認して、手直しします。
上写真の左側の穴、マジックで印をしてある箇所に穴を広げます。
無理やり広げるしかないのですが。
センターより少し左になるようにして、穴をグリグリ拡張します。
そして仮組。
まあ誤差の範囲内ということで。
扉二枚分です。
印したところ、10mm幅、深さ10mmで溝堀するための墨付けです。
このままでは扱いずらいので、トリマーテーブルに付け替えます。
盛大にやらかしました。
キックバックで思いっきり持っていかれました。
まあ内側で見えないので良しとしましょう。
コーナーはノミで処理します。
内側に貼る合板のサイズを、実物で測ります。
図面上では下の寸法になりますが、果たしでどうでしょうか。
縦サイズは寸法通り、横サイズは1mmの誤差でした。
ここから合板を切りだします。
歪みもなく、サイズはぴったり。
表から見ると、、、
真ん中の化粧板を宛がってみます。
あえてこの段差を作りました。立体感があってお好みです。
扉部分はボンドで本付けして、乾燥を待ちます。
最後に中板を切り出しセットしました。
横幅がありすぎて、上から軽く抑えるだけで真ん中が若干たゆんでます。
次回は少し補強しつつ、丁番とキャッチなど取付をしたいと思います。