ミエトノの工房

木材加工やレザークラフといったDIYを中心に、まったり創作活動を行っています。

カーナビ  走行中でもナビ操作できるようにキットの取付

以前の事故から一ヶ月。

結局買い替えることになりました。

12万キロ走行で、8年くらい乗りました。

 

 

しかし、不便な点があります。

走行中に。音楽の操作がし難い点です。

 

そこで走行中にでも、ナビを切り替えできるように、ネットでキットを購入しました。

どうやらパーキング配線と連動しているらしく、キットを取り付けてアースを取るだけ。

 

 

パネルを取り外します。

はめ込んであるだけなので、力技で外します。

傷を付けたくないのであれば、タオルを引くなど養生してください。

 

 

ハザードの配線があるので、取り外します。

 

 

パネルを取ったら本体とご対面。

 

 

4か所ねじで止まってるだけなんで、外します。

 

 

下のパーツを、カーナビ配線を割り込ませます。

 

 

ごちゃーってしてますけど、上の写真のパーツに合うのは一か所だけ。

これを探します。

ネットで検索すると、若草色のコードがパーキング配線です。

 

 

この子の様です。

カプラーを外して、購入したパーツを割り込ませます。

 

 

購入したパーツから1本線が出ているので、これからアースを取ります。

カーナビの側面にどこでも良いので、接続します。

 

 

 

後は、すべて戻して終わりです。

 

私は楽天で購入しました。約1000円くらいです。

作業時間にして、約20分程度でした。

 

次はドライブレコーダーの移設です。

蝿帳 3日目 骨組みの加工2

今日はトリマーで加工した溝を、鑿で処理します。

線を引いたように直角に処理します。

 

 

直角にしようと思いましたが、、、

 

見事に割れました。

 

 

取り合えずボンドで応急処置しました。

内側に隠れるので、特には問題ないです。

 

手順を変えて、のこぎりで横方向にカット。

 

 

方向を変えて、鑿で削ります。

 

 

うまくいきました。

端の部分なんで、割れやすいんですね。

仮組すると下のようになります。

 

 

真ん中の空洞に網を張ります。

網を固定するために9mm × 9mmの合板を切り出します。

 

 

ただ厚みがぴったりだと、網の厚みで少し出っ張るので、コンマ数ミリ薄くカットしました。

 

 

沢山いるので、量産しました。

 

 

側板をボンドで圧着します。

 

 

今日はあまり時間がないので、この辺で。

蝿帳 2日目 骨組みの加工

 

先日の大雪から一転、日中は温かい快晴が続く日々。

寒くてお休みしていたが作業再開します。

 

不足した材料を補充しにホームセンターに行きましたが、在庫が少ない上に死節が多く、急遽厚みの2mm少ない1×4材を購入しました。

材質は同じヒノキになります。

 

こちらは蝿帳の縦方向の骨組みで、幅60mmで長さ640mmにカットしました。

 

 

相欠き継ぎにするために加工をします。

幅50mm、深さ9mmに合わして、テーブルソーで加工します。

 

 

 

裏側は下のように加工します。

 

 

横方向の骨組みは下のようになります。

 

 

両方組合すと下の写真になります。

 

  表から見た図

  

 裏から見た図

 

 

相欠き継ぎの加工が終わったら、底板、背板を入れるための大入れ継ぎ加工。

トリマーで溝を掘ります。

深さは5mm

 

 

安定して加工できるように簡易的にジグを作ります。

 

 

少し加工を始めたんですが、切り口が汚い、、、、

 

 

 

どうやら刃先が摩耗して刃先がなくなっているみたいです。

別のビットに入れ替えて、再加工。

 

 

きれいになりました。

この調子でどんどん加工します。

 

ビット幅が9mmに対し、加工面は12mmの幅。

どうするのかというと、まず9mmで目的の深さまで溝を掘り進めてゆきます。

 

 

次に、深さはそのままで、3mm下方向にずらし、幅を広めてゆきます。そうすれば、同じ深さで加工できるし、刃先への負担も少ないはずです。

 

そうして出来上がったのが下になります。

 

 

トリマービットは先端が丸く、どうしても直角に加工はできないので、後日鑿で加工します。

 

 

まだまだしばらく続きそうです。

卓上フラワースタンド2 3日目 天板の加工 ー 組み立て

前回の続きです。

 

天板の加工から始めます。

天板用に購入したラジアタパイン集成材。奥行きはこのままなので、横幅のみカットをします。

裏面は少し加工が必要なので、また後程。

 

 

横幅700mmと、710mmで2枚カットします。

上段は大入れ加工のため少し幅を広くとっています。

 

 

墨付けをして、ジグソーでカットします。

 

 

墨付けをした位置から、36mm左にずらしたところにガイドを固定します。

この36mmはジグソーの刃とベースプレートの隙間です。

 

紙テープは捨て板の代わりで、仕上がりが断然きれいになります。

 

 

大入り加工するための、墨付けです。今回はトリマーで溝を掘ります。

 

 

こちらも36mm内側に仮の墨付けをして、ガイドを固定します。

まず上段の天板から。

 

 

 

一度に10mmの深さで掘れないので、2.3mmずつ数回に分けて溝を掘ります。

溝の深さは10mm、幅20mmです。

 

 

現物で勘合チェックします。

 

 

続いて中段の天板加工。

こちらは骨組みと同じ長さなので、下のような加工になります。

脚の部分だけ、のこぎりでカット。

 

 


少し仮組して、勘合及び強度のチェック。

 

 

やはり裏面下に、貫がないと少しグラグラするので、ダボ継ぎ加工で貫を入れます。

勘合は問題ないので、組み立てを始めます。

ダボ継ぎで貫を勘合。

次いで中段を組付けます。

 

 

天板と脚の部分、すべてにやすり掛けをして、角を落として仕上げにオイルを塗って完成です。

 

 

完成しました。今回ビスを一つも使用していないので、かなりきれいな仕上がりになったと思います。

卓上フラワースタンド2 2日目

依頼されていた卓上フラワースタンドですが、サイズ違いのものを頼まれたので、前回上げた蝿張と並行して作業を進めたいと思います。

 


天板に関しては、すべて同じヒノキを使おうかと思ったのですが、節が多いため、集成材に変更しました。

 

 

ホームセンターでヒノキを4枚購入。20mmの厚みで幅110mm、長さ2000mmです。

 

ただ一つ問題があって、節が多いため出来る限り、節が入らないようにカットしてゆきたいと思います。

 

 

横幅110mmに対し、まず10mm程度縦引きでカットします。

 

これは角を落とすのと、直角を取るためです。

どうしてもコンマ数ミリの誤差があるため、正確な寸法を取るために必要になります。

 

 

これから作る二つの作品は、両方とも幅が50mmのため、すべてこの幅でカットします。

 

 

 

続いて目的の長さにカット。

 

 

組継ぐための墨付けをして、10mmだけ片面をカットします。

 

 

全体を軽くペーパーがけして、ボンドを塗布し、組んで行きます。

 

 

クランプで圧着させ、隙間ができていないか確認します。

このままボンドが渇くまで約30分ほど圧着させます。

 

その間に、もう一つの作品の下準備だけしておきます。

 

 

卓上フラワーラックは、この後天板をカットして、ビス止めすれば完成です。

もう1日でできるかな。

 

蝿帳は、細かい加工が必要なので、じっくり作りこんでいきたいと思います。

蝿帳の作成 構想

実家にある昭和レトロな蝿帳。

 

かなり傷んできて、丁番が壊れているのと、収納スペースが小さいとのことでサイズアップしてほしいとの依頼がありました。

 

横幅800 高さ450 奥行630で、真ん中に一段棚が欲しいこと、側面両サイドは網張りにしてほしいとの要望で、まずはネットで素材を検索します。

どういった形にしようかな?。

 

 

いろいろ検索した結果、最後の写真でいろいろヒント頂きました。

網の張り方や、扉の構造がひらめきました。

 

網は板で挟み込んで固定することにします。

 

扉は観音開きにして、普通の丁番では強度が弱いため、スライド丁番にして強度アップをしたいと思います。

 

網の素材は、ホームセンターで下見をしてきてあるもで、網戸の網を利用したいと思います。

 

早速CADで、構想を図面化したいと思います。

 

そして出来たのがこれです。

 

 

網は張ってないので、あまりピンとこないかもですが。

 

下写真は側面の骨組みになる板です。

組継ぎ加工になるため外から見るとこんな感じ。

下は内側から見たところです。

 

 

見た目ややこしそうですが、下写真のように、左側の木材の間に網を張り、左側の細い板で張り合わせる感じです。

 

 

扉も同じ構造で、スライド蝶番を使って強度を上げる予定です。

 

並行して、卓上フラワースタンド追加注文いただいたのでそちらも作業していこうと思います。

 

三段フラワーラック 4日目 完成

年の瀬ですが、少ない休日を利用してのDIY作業をしてまいりました。

 

上段の天板の作成に取り掛かります。

以前別の工作で出た端材を使って、天板の切り口を隠すための加工を行います。

 

上段の天板の厚みは9mm、偶然にもその端材の厚みも9mmでした。幅は7mmだったので、天板を四方を7mmカットしました。

 

 

 

この細い木材を、化粧板代わりに使ってみたいと思います。

 

余裕をもって大きめにカット。

 

 

45度でカットして、見た目きれいにしたいと思います。

 

きれいにカットするためにジグを作ります。

 

以前使ったジグを改造して45の角度になるように調整します。

 

 

下のジグを45度に合わして

 

 


ペンでマークして、板を固定します。

 




ビス止めします。試しにカットしてみます。

 

 

大丈夫そうですね。

 

 

ボンドとタッカーで板を固定します。

 

 

 

中段と下段の天板の化粧板との段差を修正し、骨組みすべてのパーツにやすり掛けします。

 

 



ワックスを塗って、30分ほど乾燥させたらいよいよ組み立てに入ります。

 

天板と骨組みをクランプで固定して、裏側からビス止めします。

 

 

 

ビスは3.5mmで長さ25mmです。

 

3.0mmで下穴を開けて、面取りします。

板割れ防止と、ビスの凹凸をなくすためです。

 

 

 

時間がかかりましたが、何とか完成しました。

 

来年も素敵な作品ができますように。