レザークラフト始める上で、最初に戸惑うことは、同じような道具が数種類あり、どれを選べばよいのか?また、どんな機能するのか?ということ。
銀面にガイドをつける道具に絞って、 使ってみた個人的な感想も含めて記事にしようと思います。
いずれの共通点は銀面に、ステッチのためのガイドをつけることです。
ですが、それぞれに細かな特徴があり、仕上がりが違ってきます。
まずステッチンググルーパー。スターターキットを購入されると必ず付いてきます。
これは銀面を深く削りながらステッチのガイドを引くためのもので、縫い糸がこの溝に入り込むためほつれにくい、凹凸の少ない滑らかな仕上がりになります。
使い方としては、革のヘリに足をかけ、チップを押し当てると革にビットの跡が付きます。小回りが利くため、ウオレットなど小物に向いてます。
続いてネジ捻。こちらは銀面を上から押さえつけながらステッチのガイドを引いたり、また、飾りのための線を引くことが出来ます。幅先が広いため直進では安定しますが、細かな作業がやりにくいのが難点。
使い方はステッチンググルーパーと同じく、革のヘリに足をかけ、平行にラインを引いてゆきます。
最後にデバイダー。小さなコンパスみたいですが、基本ネジ捻と機能は変わらず
小さいため小回りが利くため、扱いやすく一番おすすめ。私はデバイダーのみを使用して製作しています。
使い方はネジ捻と同じ。
結局のところ、好みの問題なので、どれが良いとは一概に言えませんが、大事に使いたい道具、安いものもたくさん出回っていますが、あえて選ぶとしたら信頼性のある協進エル、クラフト社、SEIWAといったメーカー物がお勧めです。
ちなみに私は小回りが利くため、デバイダーを愛用しています。