嫁様のご実家では、年末にしめ縄を作って販売していますが、そのしめ縄を陳列する台が欲しいとのご依頼があり、製作開始しました。
寸法は高さは100センチ、横幅150センチ、奥行き60センチとかなり大きなもの。
サイズのみ指定で、後はこちらに任せてくれるそうで、大体の感じで製図してみました。
脚は45角材, 幕板と貫、筋交いは35角材として組み継して、天板は合板12ミリ。商品が落ちないように手前と両サイドの仕切りは10センチ、背板は20センチにしました。
解体が容易になるように、ほぞ継ぎにて組み立てます。
まず正確に加工する部分を墨付けして行きます。深さは15ミリ、35ミリの長さで幅は15ミリです。
下は45角材に墨付けをしたところです。
トリマーを使っての加工ですが、正確に同じ幅、長さが必要なので、ジグを自作。
上のU字部分が掘り込み部分です。
下のように木材をセットして、、、
溝堀加工すると、、、
このように寸法通り溝を掘ることが出来ます。
ただ、一度にすることが出来ないので、5mmずつ少しづつ堀り進めて行きます。
幕板との組み継ぎ部分です。
同じ要領で脚と貫の組み継ぎ部分の加工です。下のようにジグをこしらえて、、、
仮組みしてみると
ほぼほぼぴったりです。多少の段差は、紙ヤスリで凹凸を消して行きます。
本来であればボンドで接着するところ、解体できるようにあえてネジで止めました。
こちらも段差があれば、天板を張るとき隙間が出来るといけないので、、凹凸のないように処理します。
カンナがないので、少しの凹凸であればデスクグラインダーの木材のペーパーを取り付け、フリーハンドで処理してます。何より楽です。
朝8時より始めて、現在16時。溝堀加工に思ったより時間がかかりました。
残り天板の取り付け作業と囲いの部分はまた後日。