前回の反省を踏まえ、改めてあられ組をして行きたいと思います。
今回の木材は12ミリの桧で進めたいと思います。
トリマー加工の幅は、前回と同じく20ミリのため、前回のジグを流用しております。
正確には箱本体は20ミリ、フタは16ミリのあられ組です。
しかし木材の反りのため、カット加工に苦戦。
加工後仮組みしてみましたが、案の定寸法が合わず。
仕方なく微調整が必要になります。
高さを合わせるべく、出っ張り部分をカットします。
仮組みして、カットして、また仮組みしてを繰り返して、ようやく同じ高さにあわしました。
質感的にも重量的にも、桧で正解みたいです。
あとはフタですが、ふたの幅が135ミリに対し、市販の木材は100ミリしかありません。
そのため100ミリ2つを接ぎ合わしてから、目的の幅にカットして行きます。
木材の剥ぎ合わせですが、今回はビスケットジョイントをしてみたいと思います。
木材に切れ込みを入れて、上のビスケットを挟み込む接合方法です。
上の専用のビットを使います。
木材の真ん中を加工できるようにセットします。
上のようにチップを埋め込む形で木材を張り合わせます。
チップはポンドの水分を吸収して膨らんで、固定するようになります。
ここまで加工して、実際合わせてみるとやはり木材のそりがひどく、ビスケットで張り合わせた天板は使わず、直接合わせました。
天板隅は、テーブルエンドビットを使って丸みをつけてあります。
次回はルーターテーブルであられ組みのジグを作って、あられ組みをしてみようと思います。おそらく多少精度は上がるはずです。