以前折りたたみ机を製作しましたが、いろいろな問題点が発生。
改善点①、天板の長さが短く、少しでも伸ばして欲しいことと、天板表面がうねっているため天板の交換をして欲しいこと。
天板のうねりに関しては、以前仕上げたときに木材が柔らかく、サンドペーパーをかけすぎたために削れ過ぎてしまってました。
改善点② 下段の扉が左右逆向きに取り付けてしまったため、使いにくいとのこと。
机の左に座って、扉も左開きであればわざわざテーブルの右隅まで手を伸ばさなくてはならなかったのと、扉の中の資料が取り出しにくかったため、ずっと使いづらかったみたいです。
そこで今回はそれら問題点の改善をして行きたいと思います。
まず天板ですが、ホームセンターでラジアータパインを購入。集成材で天板に向いてる木材です。
600×450×18のサイズで、天板の角の部分は、面取りをして、表面にはウレタンニスを塗装しました。
ここから作業の開始です。まず机を反転させて、位置決めをします。
以前の天板とは厚みが違うため、同じネジ止めの位置では止められないため、新たにエル字フックとネジ止めの位置を決めなくてはいけませんでした。
反転させたのは天板の高さが水平になるための措置です。
本体との隙間は大体2ミリ前後、エル字フックを6センチ外からの位置にマークして、
ネジ止めしてゆきます。
次に下段の扉の右開きを左開きにします。
表の角から38ミリの位置にマークし、高さを現物であわしてネジ止めの位置の辺りをつけます。
3.0ミリのドリルで少し下穴を開けてから、上下の2つあるスライド蝶番の上だけネジ止めして開き具合を確認します。
扉の傾きや、上下左右の位置、スムーズに開閉することを確認できたら下の部分もネジ止めします。
一回目取り付けたときは扉の位置が低く、またナナメになっていたため5mm近く上にずらして付け直しました。
最後にプッシュ式のマグネットキャッチの取り付け。
プッシュマグネットの先端が、箱の先端と同じ位置になるようにします。
ネジが長いため、5mmの合板で高さを稼いであります。
後は扉側にマグネットを取り付けて完成です。
おおよそ1時間で完成。また気に入ってくれると良いです。