今回のお題は、嫁様から依頼された収納かごの内箱が欲しいとのこと。
布で囲ってあったんですが、出し入れするときに引っかかって扱いずらかった見たいです。
編込みであるため、コーナーの部分が円形であるため真四角で箱を組むことは出来ません。
そこで角はナナメに木材を当てようと思います。
木材はホームセンターでシナ合板の5.5ミリで 3× 6 1枚購入。
この内箱、全部で4つ作成予定ですが、個体差がありそうなので基本現物合わせで作成します。
先ず底板から、4つ分カット。
角を落としてかごに入るか確認します。角は45度で2cmになるようにしました。
問題なく入りました。
次に側板と先板、前板をカット。
45度で結合させたいので、下のように角をカットしました。
かごの手前の取っ手が使えるように、この部分だけくり抜きます。
同じものを量産するときは、ベースプレートというサンプルを作成して、これを元に加工すると作業効率が上がり、品質も安定します。
厚みの深い9mmの合板に、ジグソーでカットしてベースプレートを作成。
本当は両面テープですが、少し横着。
上がベース、したがカットしたい木材です。
トリマーの先端にベアリングが付いている為、ベースの枠に沿ってカットするだけ。
加工完了。あとは組み立てだけです。
アングルに固定して、直角を出しながら組み立てて行きます。
コーナーは9mm幅の合板で組み立てようとしましたが、木材が細いのとナナメになっているため、釘やビスで留めることが出来ません。
急遽厚めの木材で先端部分を補強しました。
隅木(すみき)というみたいです。
左右と真ん中から固定したことで、頑丈に仕上がりました。
驚くほどすっぽり。
コーナーは9mmでなく、厚めの木材を使用すればもう少し綺麗に仕上がったと思いますが、いい勉強になりました。
他の3つも問題なくかごに収まりました。